妊婦でもらえる助成金ってるのかな?
働けなくなった時にもらえる助成金ってあるのかな?
出産を控えたプレママ、パパへ向けて。
こういった疑問にお答えします。
こんにちは!あさです。
1歳女の子ママです。
専業主婦で自宅保育をしています。
- 妊娠・産後・育休中に知っておきたい得する補助金8選
- 妊婦で休職した時にもらえる補助金
- さいごに
私は、妊娠初期はフルタイム、妊娠中期はパートで働き、妊娠後期から現在まで専業主婦です。
私は助成金の制度を詳しく知らなかったので貰い損ねた助成金がありました。
今現在妊娠中、産後のママさんへぜひ知っておいてほしいと思いこの記事を書いています。
興味のある方はぜひ最後まで読んでいってください。
妊娠・産後・育休中に知っておきたい得する補助金8選
その1 妊婦健診助成制度
その2 出産手当金
その3 出産育児一時金
その4 出生児育児休業給付金
その5 育児休業給付金
その6 特定不妊治療費助成制度
その7 高額医療費制度
その8 限度額適応認定証
その1 妊婦健診助成制度
平成21年2月から、厚労省が定めた制度です。
妊婦さんが出産までに受診することが望ましい検診の回数を14回としました。
妊婦が検診の費用を心配せずに妊婦健診を必要な回数分受けられるように始められました。
メリット
妊婦健診のほとんどを券で賄うことができる。
検診の際、母子手帳と一緒に提出するだけで良い。
デメリット
妊娠高血圧症や妊娠糖尿病、切迫早産などで通院が増えた場合は、回数券を使い切ってしまう可能性が高く、回数券を使い切った後は実費での負担になること。
私は羊水が少なく、お腹の張りが早期からあったため、通院も毎日〜1日おきでした。
一回の検診で約5000円の支払いでした。
その2 出産手当金
産休をとった場合
出産日(出産が予定日より後になった場合は、出産予定日)以前の42日(多胎妊娠の場合は98日)から出産日の翌日以降56日までの範囲内で、会社を休み給与の支払いがなかった期間を対象として支給されます。
退職した場合
被保険者の資格を喪失をした日の前日(退職日)までに継続して1年以上の被保険者期間(健康保険任意継続の被保険者期間を除く)があること。資格喪失時に出産手当金を受けているか、または受ける条件を満たしている場合は、支給されます。
その3 出産育児一時金
健康保険や国民健康保険に加入している被保険者が出産した時にもらえる一時金のことです。
令和5年4月から、42万円から50万円に引き上げられました。
ただし在胎週数が22週を超えての出産であることが条件です。(死産も含みます。)
在胎週数22周に満たない場合の出産では、48万8千円となります。
メリット
50万円で概ね賄うことができる
デメリット
万が一50万円を超えた場合は、退院時超過分を窓口にて支払う必要があります。
その4 出生児育児休業給付金
通称、パパ育休と呼ばれます。
子供の出生後8週間の期間内に合計4週間(28日)の育休を取得した場合に支給されます。
メリット
4週間を1度に取得した場合だけでなく、4週間を2回に分けて取得した場合も支給対象となります。
(3回以上に分けて取得した場合は、2回目までしか支給対象となりません。また、28日を超えて休業した場合は、28日分しか支給されません)
雇用保険の被保険者は誰でも対象となります。
その際の条件は、
休業開始日前2年間に、賃金支払起訴日数が11日以上あること
(ない場合は、就業した時間数が80時間以上)
それらの完全月が12ヶ月以上あること
休業期間中の就労日数が最大10日であること
です
支給申請期間について
子の出生日から8週間を経過する日の翌日より、当該日から起算して2か月を経過する日の属する月の末日までとなります。
なお、出生時育児休業を2回に分割して取得していたとしても、支給申請は1回にまとめて行ないます。
夫は、出生後8週間の期間内に2週間(14日)育休を取得しました。
支給要件を満たしていましたが、出生児育児休業給付金の存在を知らず、申請し損ねてしまいました。
デメリット
産後育児に追われていると、うっかり申請を忘れてしまう可能性があります。
詳しくは、お住まいのハローワークへ問い合わせてみることをお勧めします。
その5 育児休業給付金
通称、育休手当のことを言います。
雇用保険の被保険者が1歳未満の子供を養育する目的で、育児休業を取得した際に受け取れる手当のことです。
パパもママも条件を見たしていれば、受給することができます。
その条件とは、
- 1歳未満の子を養育するために、育児休業を取得した被保険者であること(2回まで取得可)
- 休業開始日前2年間に、賃金支払基礎日数が11日以上または就業した時間数が80時間上ある完全つきが12ヶ月以上あること
- 一定支給単位期間中の就業日数が10日以下または就業した時間数が80時間以下であること
- 養育する子が、1歳6ヶ月に達する日までの間にその労働契約の期間が満了することが明らかでないこと。
デメリット
出生児育児休業給金と同じく、3回以上に分けて取得した場合は、2回目までしか受給できない。
その6 特定不妊治療費助成制度
- 特定不妊治療(体外受精及び顕微受精)以外の治療法によって、妊娠の見込みがないか、または極めて少ないと医師に診断された夫婦(令和2年度からは一部の事実婚の方も対象に)
- 治療期間の初日における妻の年齢が43歳未満である夫婦
この制度を利用するにあたって、年齢制限はありますが、所得制限はありません。
詳しくは各都道府県のホームページにてご確認ください。
その7 高額療養費制度
妊娠初期の切迫流産や妊娠後期の切迫流産での入院などにより、1ヶ月のうちに支払った自己負担額が一定の金額を超えた場合、超えた分を医療保険に申請すると約3ヶ月後に戻ってくる制度のことです。
一度医療機関の窓口で全額支払った後に、申請すれば超過分が戻ってきます。
その8 限度額適応認定証
高額療養費制度と似ていますが、こちらは入院などにより1ヶ月の自己負担額が高額になりそうな場合にはあらかじめ限度額適応認定証を発行しておきます。これを医療機関の窓口に提出すると、超過分を差し引いてのお支払いで済みます。
高額療養費制度は先に医療費を支払い、後から返還されます。
限度額適応認定証はあらかじめ上限額を支払う制度です。
どちらかを選択する必要があるというだけで、どちらかが得をするというわけではありません。
私は妊娠後期に切迫早産で約2週間入院しました。私の希望で個室にしてもらったので、差額ベッド代は追加でお支払いしました。
2.妊婦で休職した時にもらえる補助金
妊婦で働くことは本当にしんどいですよね。
少しでも無理をしてしまうとお腹の赤ちゃんにも影響があるかもしれません。
自分の体とお腹の赤ちゃんを優先して休職を余儀なくされる場合もあるでしょう。
病気ではないため、妊娠による休職は許されるのであろうか?
どうやって仕事を休めば良いのでしょうか。
もらえる補助金はあるのでしょうか?
結論として、あります。
妊娠に伴う休職は私傷病休暇と呼ばれます。
会社によって内容や手続き方法は違うため、総務課に問い合わせてみることをお勧めします。
妊娠に伴う休職は医師の診断書を提出することにより最長で産前まで休職できるケースも増えてきています。
また、休職中に申請するともらえるお金として、傷病手当金があります。
傷病手当金
- 体調不良のため業務に就けないこと
- 連続する3日間(待機期間)を含む4日以上、仕事に就けなかったこと
- 休業期間に給料が出ないこと(給料が出ていた場合でも、傷病手当金の給付額よりも低ければ、その差額が受け取れる)
これらの条件を満たしている必要があります。
傷病手当金を申請するときは、会社経由で「傷病手当金支給申請書」を取得し、 「療養担当者の意見」欄に医師の見解を記載してもらうか、意見書を添付します。
なお、診断書を意見書代わりにすることはできません。
支給が決定してから約2〜3週間後に受給できることが多いようです。
こちらも、事前に条件や手続きについて、会社の総務部などに確認しましょう。
3.さいごに
知っておいて損はない、もしかすると得をする場合もあるかもしれません。
決して楽ではない妊娠期間を少しでも金銭面からもカバーできるように、できる限りのことはしておきたいですね。
生まれてくる赤ちゃんのことが一番気になるところではありますが、ご自身の体調や生活のことも考えながら、無理せずに妊娠期間をお過ごしください。
頑張っているママに【ベビープラネットの無料相談サービス】今日も読んでくださりありがとうございました。
以上