HSP気質だから疲れやすい
子育てしていると自分の時間がなかなか取れない
HSP気質が疲れた時の休み方を知りたい
こんにちは!あさです。
1歳女の子ママです。
- HSP気質が疲れやすい原因
- HSP気質は克服するべきなのか?
- 【体験談】HSP気質で専業主婦子育てママである私の疲れた時の休み方12選【対処法】
そんなあなたへ。
HSP気質であり、私自身も20数年悩んできました。
こういった私が、解説していきます。
1.HSP気質が疲れやすい原因
その1 周りの空気を読みすぎてしまう
その2 想像力が豊かすぎる
その3 五感が敏感すぎる
その1 周りの空気を読みすぎてしまう
HSP気質の人は空気を読むことが上手です。
仕事をしている人であれば、朝上司が出勤してきただけで
上司の表情
声のトーン
態度
などを瞬時に感じとります。
「機嫌が悪そうだな」
↓
「今話しかけない方が良いな」
↓
「このタイミングなら機嫌を損ねずに要件を伝えることができそうだ」
HSP気質ではない人からしたら、
「そこまで読まなくても、話しかけて機嫌が悪かったらタイミングが悪かったなと思えばよくない?」
「そんないちいち機嫌取ってられないよ。」
と思うかもしれません。
しかし、HSP気質の人はそういうわけにはいかないのです。
無意識に感じ取ってしまうのですから。
気にしない方が良いと言われる方が苦しいし、難しいことなのです。
朝から夕方まで上司や同僚、後輩など関わる人全ての人に気を使いすぎて、どっと疲れてしまうのです。
その2 想像力が豊かすぎる
HSP気質の人は、想像力がとても豊かです。
そして思慮深いと思っています。
物事を深く冷静に考え判断することが良い面です。
しかし想像力が豊かすぎることがあだとなり
どこまでも果てしなく考え事が止まらないのです。
考え事が良い方向へできた時は気分も晴れやかですが、
マイナスな方向へ想像しがちなんです。
など、もしかしたら起こるかもしれないけど、そうなるとは限らない未来を果てしなくマイナスな方向へ想像し考えすぎて疲れてしまう。
これまたHSP気質でない人からは「考えすぎだよ」「もっとポジティブに捉えようよ」と
言われてしまうのですが、ポジティブに捉えることが難しい時も多々あるのです。
その3 五感が敏感すぎる
五感とは「視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚」のことです。
この五感がHSP気質ではない人よりも倍、いや人によっては何倍も敏感なのです。
敏感ということは人よりも多くのことを感じとることができる良い点です。
ですが、敏感すぎるがゆえに苦しい時もあるのです。
五感の全てが敏感な人もいれば、特定の感覚が敏感な人もいます。
視覚が敏感
光に弱い(太陽の日差し、シーリングライトの灯り、蛍光灯のチカチカした光、夜寝るときの月の明るさ、真っ暗な部屋のエアコンが稼働している光など)
聴覚が敏感
人の話し声
子供の泣き声
ドアを閉める音
足音
車の走行音
換気扇の音
テレビの音
冷蔵庫の音
など、HSPではない人からしたらなんてことのない音が
騒音レベルで大きく聞こえ、気分を害するくらいに感じる人もいます
嗅覚が敏感
香水
化粧品
柔軟剤
体臭・口臭
特定の食べ物の匂い
触覚が敏感
特定の洋服の素材、繊維が苦手
洋服のタグが気になる
特定の食材の食感が苦手
握手やトントンと肩に触れられるのが苦手
シャワーの水が痛い
味覚が敏感
味の濃いものが食べられない
独特な味付けのものが苦手
2.HSP気質は克服するべきなのか?
結論として、克服する必要はありません。
HSP気質は病気ではなく、その人が生まれ持った特性です。
克服するのではなく、受け入れ対処法を考えることが大切だからです。
私自身、20数年自分の過敏性に対して悩み続けてきました。
3〜4年前、インスタグラムで流れてきたHSP気質の投稿で初めて、
HSPという性格特性があることを知りました。
それからHSP気質に関する本を読んだり、
自分自身の性格特性を受け入れることで日々を過ごしやすくなりました。
ここまで読んだ方はもしかすると、
「HSP気質は治せるのなら治したい」と思うかもしれません。
繰り返しになるのですが、HSP気質は病気ではなく、生まれ持った性格特性なのです。
私も苦労しましたが、まずは自分がHSP気質であることを受け入れ、
後述する対処法を実践していくことでHSP気質が生きやすい毎日を作っていくことが大切なのです。
3.【体験談】HSP気質で専業主婦子育てママである私の疲れた時の休み方11選【対処法】
HSP気質である私が、心身ともに疲れた時に実践している対処法は以下の12個です。
その1 いつもより早く眠る
その2 家事を適度にサボる
その3 甘いものを食べる
その4 湯船にゆっくり浸かる
その5 イヤホンをし音楽を聴く
その6 好きな匂いを身にまとうor無香料なものに変える
その7 ニュース、SNSを見ない
その8 本を読む
その9 なにもしない
その10 家計を見直す
その11 仕事を探す
その12 話す
その1 いつもより早く眠る
心身ともに疲弊しきっている時は、いつもより早めに布団に入り横になることが一番だと思っています。
考えすぎてぐっすり眠れない日々が続いていたり
仕事が忙しく、睡眠時間が確保できていなかったり
子供が昼寝をしなくて一日中気が張っていたり
夜泣きの対応で夜通し起きていたり
いろいろなことが重なってぐっすり眠れていないことが大きな原因かもしれません。
そんなに眠くなくても、暗い部屋に横になり、目を閉じるだけでも休まりますよ。
その2 家事を適度にサボる
疲れていてもやらなければならない家事がたくさんあります。
やらなければと思うのですが、疲れている時は最低限の家事だけします。
掃除をサボることもありますし、料理をサボって外食やテイクアウトする日もあります。
「疲れている」と夫に伝え、家事をお願いする時もあります。
食洗機や洗濯乾燥機など時短家電を導入するのも1つのアイデアだと思います。
何事も全て完璧にこなさなくてはならないという呪縛を解き放つと、それだけで楽になりますよ。
その3 甘いものを食べる
そんなに量は食べられないのに、疲れた時は「生クリームたっぷりの」ものを食べたくなります。
仕事帰りの夫にお使いを頼んで、デザートを買ってきてもらうことも。
子供の寝かしつけ後にデザートを食べる時間も良いですよ。
おいしい米粉スイーツ come×come(コメトコメ)その4 湯船にゆっくり浸かる
子供と一緒にお風呂に入ると、子供がのぼせない程度にチャチャッとお風呂を済ませがちです。
ゆっくりとは湯船に疲れていないのではないでしょうか。
いつもは一緒に入るお風呂を、夫にお願いして
子供が寝た後に1人でゆっくりと湯船に浸かる時間も心休まる時間です。
お気に入りの入浴剤やキャンドルを灯し、タブレットを持ち込んで映画を見たり読書をする時間を作っても良いですね。
その5 イヤホンをし音楽を聴く
子育てをしていると、子供の泣き声を聞かない選択肢はありません。
泣いて意思表示をするのが子供と分かっていても、聞き続けると疲れてしまいます。
イヤホンをすることで完全に泣き声を遮断することはできないですが、
耳から入ってくる情報を少し減らすことができますよ。
そして、イヤホンで好きな音楽を流したり、ラジオアプリやVoicyなどで人の話し声を聞くと意識が逸れて安心しますよ。
その6 好きな匂いを身にまとうor無香料なものに変える
私は、街中で香水や柔軟剤の匂いが強い人とすれ違うだけで気分が悪くなります。
妊娠期間を経て、特に匂いに敏感になりました。
私が普段使用している香水は石鹸系の匂いで、柔軟剤も匂いがさほどキツくないものを使用しています。
部屋にディフューザーは置いていません。
その7 ニュース、SNSを見ない
我が家はテレビを置いていません。
今、テレビやSNSでいつでも世の中の情報や流行をチェックすることができます。
世の中を知ることはとても大切ですし、流行をチェックしたり調べものをする時にはSNSを使用するのですが、疲れている時はあえてそれらの情報を見ません。
遮断します。
目からの情報が意外に心の状態に大きく影響しています。
その8 本を読む
眠るほど疲れてはいないけど、ゆっくり休みたい時は読書をします。
活字を追うことだけに集中出来る読書はとても良い時間です。
私は普段勉強のためにお金や働き方に関する本を読むのですが、
疲れた時は暮らし系のほんや雑誌を読むこともあります。
自分が読みたい本を読む時間は心休まります。
その9 なにもしない
極端ですが、とてもおすすめな方法です。
テレビもスマホも見ない、音楽も聞かない、本も読まない、家事もしない。
寝かしつけが終わった後は、ソファーに横になりボーッとして過ごします。
部屋は薄暗くし、アロマを炊いたりキャンドルを灯したり、
温かい飲み物を飲んだりリラックスできる空間づくりも大切ですね。
その10 家計を見直す
将来に不安になったり、焦りを感じる時は家計を見直すこともあります。
大抵、家計簿をつけるのをサボっていたり、衝動買いが多い時だったりします。
ストレスが溜まっていると、浪費しがちで、その時はスッキリしても結局その浪費が後で自分を苦しめていることに気づきます。
家計を見直すことで、お金や物欲との付き合い方を見直すきっかけにもなり、精神的にも落ち着きます。
その11 仕事を探す
専業主婦で働きたいと思っている方は特に、働きたいけど働けない現状に不安を抱く負のループに陥っている時もあるのではないでしょうか。
かつての私もそうでした。
今も待機児童中なので、外で働くことはできません。
でも、働くこと自体は好きなので、在宅でできる仕事を模索中です。
働きたいけど働けないことは事実ですし、変えようのないことです。
しかし今できることはあると思っています。
考え続けていると気持ちが落ちていきますが、
行動に移すとそれだけで現状を変えたことになります。
私も踏み出したばかりです。
一緒に一歩踏み出してみませんか?
その12 話す
女性という生き物は特に、オチのない話を永遠と話すことでストレス発散になります。
自分の話を飽きもせず、批判もせず、ただただ受け入れて聞き続けてくれる人
同じ境遇のママ友や友達や親などに話を聞いてもらうこと。
ここでポイントなのが、「共感し、聞いてくれる人」に話をすることです。
誰でも良いわけではありません。
アドバイスが欲しいわけではなかったりするので、
話した内容に対して批判的な意見や、正論で返されてしまうと逆に落ち込んでしまうからです。
決して批判的な意見をする人や正論を言ってくれる人を否定したいわけではありません。
そのような人は貴重だと思っています。
ですが、疲れている時はただただ聞いて欲しいのです。
うんうん、そうなんだね。
と相槌を打って聞いてくれるだけで救われることってあるのです。
だから、そうやって聞いてくれる人に話すことです。
今日も見てくださりありがとうございます。
HSP気質のママが明日も笑って過ごせますように。
以上。