【1歳児】楽するスプーン練習のコツ【成功例と失敗例】

スプーンを持って食べてくれない
スプーンを使ってくれたら、楽なのに。
1歳を過ぎるとそろそろスプーンの練習を始めたい。

そう思っているママ、パパがこの記事を読んでくれているはず。

そんなママ、パパへ向けてお答えします。

あさ

こんにちは!あさです。1歳女の子ママです。
専業主婦自宅保育をしています。

この記事でわかること
  • スプーン練習コツは7つ
  • 最後に
目次

1.スプーン練習コツは7つ

その1 きっかけ作り
その2 好きを知る 
その3 応援する
その4 ママでもないパパでもない誰かの力を借りる 
その5 できるようになる未来ではなく今できていることを見る 
その6 1人で頑張らせない 
その7 環境を整える 

その1 きっかけ作り

スプーンを使うようになるタイミングは人それぞれ。

1歳手前でスプーンを持って、食べようをする子もいれば、

2歳をすぎても手づかみ食べや食べさせてもらいたい子もいます。

子どもの「自分でたべたい」と思うタイミングが来ない限り、

私たち親がどう頑張っても自分でスプーンを持って食べてはくれません。

そのタイミングが訪れるまで、

スプーンを持って食べてみようかなと思えるきっかけを与え続けるしかないのです。

その2 好きを知る 

お子さんの好きな

キャラクター

はなんですか?

我が家の娘は、1歳半ごろからアンパンマンが好きになり、

アンパンマンを見かけると大喜びします。

そんな娘に先日、アンパンマンが載っている食具セットをプレゼントしました。

スプーンの持ち手に小さいアンパンマンが載っているので

「アンパン!アンパン!」と指差しながら、

アンパンマンが気になってスプーンを口に運ぶのを忘れるくらいです。

アンパンマン効果もあってか、

より食事を楽しめているように感じます。

その3 応援する

スプーンを持って一生懸命口に運ぼうとするのだけど、

なかなかうまく運べません。

そんな時につい「あーーーあ。落ちちゃった

と言っていませんか?

まだそんなに、大人の言葉を理解できていないはずですが、

大人の顔やその場の雰囲気はよく感じ取っているのです。

うまく口に運べなかった時に

残念そうな顔をされたり、落とした食べ物を苛立ったように拾っている姿を見ると

幼いながらに上手に食べられないことが失敗体験となり積み重なっていくのです。

確かに、スプーンで上手に食べられないことで

テーブルや床が悲惨な状態になりますし掃除の手間も増えます。

ですがそこを口や顔に出さずに、

一生懸命スプーンで食べようとしている我が子を応援しましょう。

「頑張れ」と口に出さなくても良いので、

大きな口を開けて口いっぱいに食べ物を頬張る姿
不器用にスプーンを握り、食べ物をすくう姿
上手にすくえたよ!と得意げな顔で私たちを見る嬉しそうな顔
上手にすくえなくて何度も何度もトライする真剣な顔
スプーンですくえないから手で食べちゃえ!と掴み食べに変更する姿

じっとみていると、

わずか1歳の我が子が親が教えなくても試行錯誤して食事をしている姿にジンときます。

あさ

食べている子供の前に三脚を設置して、動画に収めても良いですね。

1年後にみたとき、成長していることに驚くはずです。

そして、この時の我が子が懐かしくてたまらなくなりますよ。

その4 ママでもないパパでもない誰かの力を借りる 

赤ちゃんは、自分と他者(親や先生)や自分ともの(おもちゃ)などの1対1の関係が成り立つことで、他者やおもちゃに対し愛着が湧き、信頼関係を結ぶことができます。(これを、愛着形成をすると言います。)そしてこれを二項関係と呼びます。

また、生後9ヶ月以降になると、自分と他者とものという3つが関係し合いながらやり取りができるようになります。これを、三項関係と言います。

これをうまく利用するのです。

信頼している親が、これまた子供が信頼しているもの(ここではアンパンマン)を指差して、

アンパンマンが応援しているよ」
「アンパンマンがここでみてくれているよ

と言ってくれることは、自分の好きなものを知ってくれている、わかってくれているという信頼につながります。

子供とコミュニケーションをとりながら時にはものの力に頼ることで、スムーズに意思疎通を図ることができる時もあります。

その5 できるようになる未来ではなく今できていることを見る 

スプーンを上手に持って欲しい。
保育園お友達がスプーンを使い始めたから、うちの子も同じペースで使えるように。
上手握りではなく、3点握りをしてほしい。

などと、大人は先を見越して物事を考えることができます。

イメージするのは良いことですが、

ここで間違って欲しくないのが、見るべき対象は、スプーンを上手にできるようになった未来の我が子ではなく、今現在スプーンを練習しているもしくはつかみ食べをしている我が子なのです。

確かに今は、スプーンを上手に持てません。

上手に持てないし、持とうともしないし、つかみ食べメインの食事。

だけど、確実に成長しているはずです。

1人で頑張って座って食事をしています。

上手に持てないけど、スプーンを使って少しずつ食べ物をすくえるようになりました。

スプーンを使うことより、手っ取り早く空腹を満たせるつかみ食べの方が好きなのかもしれません。

今の我が子をしっかりと見つめることで見えてくることはたくさんあります。

その6 1人で頑張らせない 

スプーンで食べることに意欲的な子に対して、ついつい持ち方を教えようとしたり、

近くに誰も座らず、食事の準備をしながら1人で食事を取らせたりしていませんか?

忙しい毎日の中で、一緒に食事をする時間も惜しいと思う方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、3食の中で1食だけでも、

30分の食事時間の中でたった10分でも良いので、

隣、または目の前に座って一緒に食事時間を共有してください

そして、親も一緒にスプーンを使って食事をしてみてください

私たちが思っている以上に、子供は親のことをよく見ています。

言葉でスプーンの持ち方を伝えるより、

子供の手をとってスプーンの持ち方を教えるより、

スプーンを使っている姿を見せる方が案外簡単かもしれません

その7 環境を整える 

スプーンを使うことに慣れてしまった私たち大人にとって、

スプーンを使うことは何もストレスを感じないはずです。

今更、頑張ってスプーンを使ったりしないはずです。

ですが、子供にとっては「スプーンを使って食事をすること」は手づかみ食べよりも大変なことなのです。

頑張って、食事をしているのです。

もしかしたら、食事に集中できない環境が故に、スプーンを持って集中して食べることができないのかもしれません。

食事に集中できる環境づくりは、とても大切です。

2.最後に

一言に「スプーンを使って食べる」と言ってもたくさんのことを見る必要があります。

少し考え方や見方を変えるだけで、子供に対する関わり方が変わり、

その後の子育てに大きく影響することもあります。

スプーン練習をしているみなさんの助けとなりましたら幸いです。

読んでくださりありがとうございました。

以上

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