HSP気質だから働き方に悩んでいます
産後社会に出て働くことが苦痛
HSP気質が転職するにはどんなことに気をつけたら良いのかな
そんな悩みを持つHSP気質ママへ。
HSP気質ママが転職活動で見るべきポイント
【体験談】HSP気質ママが働くことは難しい?
1.HSP気質ママが転職活動で見るべきポイント
HSP気質は、いろいろなことに敏感です。
仕事が苦痛と感じる原因は人それぞれですが、複数の物事が重なり合っている場合が多いです。
それらの原因を一つ一つ深掘りし、向き合うことが大切です。
HSPの私が、産後転職活動を行った際に重視したポイントをお伝えします。
参考になりましたら幸いです。
その1 通勤時間
その2 人間関係
その3 仕事内容
その4 福利厚生
その5 休みやすさ
その1 通勤時間
ママはなんといっても忙しいです。
通勤時間は短ければ短いほど良いと思います。
車で通勤する場合は、朝夕のラッシュに巻き込まれないか、
電車通勤であれば、満員電車ではないかで毎日のストレスがだいぶ軽減されると思っています。
住んでいる地域によっては、車は手放せないとか
電車通勤は避けられないなどあるかと思います。
私も、車必須の地域に住んでいるので、自転車や徒歩、電車通勤は絶対にできません。
そのため、自宅から10〜20分圏内が許容範囲としました。
その2 人間関係
敏感に感じ取りやすいHSPは他人のことを考えるだけで気疲れしてしまいます。
朝イラついた顔をして出勤してくる上司を見ただけで、自分が原因なのではないかと思い
その日一日上司の機嫌が気になって仕事が手につかなかったり、
大きな会社に勤めていると、大勢の人がいる車内で一日過ごすだけでもストレスになったり。
働く上で人間関係の悩みは切っても切り離せないのですが、
人と関わることが大嫌いな人もいれば、好きな方だけど疲れてしまう人もいるかと思います。
あまり人と関わらない仕事を探したり、規模の小さい会社を探したり、
いっそのことテレワークできる会社に転職する方法もあります。
その3 仕事内容
今の仕事、好きですか?
「新卒で入社して、ここまで続けてきたから辞めるのは勿体無い。」
「仕事内容は好きではないけど、何が自分にむているのかわからない。」
と思いながら働いている方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、転職は簡単なことではありません。
私も転職を2回経験しているので痛感しています。
勢いで転職するものでもないですもんね。
家族を第一に考えるとなかなか転職に踏み切れない気持ちもお察しします。
ですが、一度今の仕事内容を見つめ直してみてください。
働くこと自体は好きなのに、接客業が嫌すぎる。
クレーム対応をするのが苦痛。
など小さなストレスが大きなストレスになり、働くこと自体が嫌になっていませんか?
転職することで改善されることはないか、考えてみることをお勧めします。
その4 福利厚生
産休、育休は取りやすかったですか?
2人目、3人目を考えると、復職してすぐに妊娠することを快く思わない上司がいませんか?
子供の看護休暇、自身が体調を崩した時の休職などは取りやすいでしょうか?
各種手当は手厚いでしょうか?
妊婦さんやママが働くことって本当に大変ですよね。
福利厚生がしっかりしているところは譲れない人も多いのではないでしょうか。
その5 休みやすさ
子育てしながら働くことは、イレギュラーなことが起きて当たり前です。
保育園からの急なお迎え呼び出し、感染症などによる学級閉鎖、長期休暇など。
子供だけでお留守番できる年齢になるにはまだまだ先。
できるだけ一緒にいたいと思うのは親心ですよね。
そして、働きたいけど休まざるを得ないママの状況を理解してくれる職場でしょうか?
誰しも、休みたくて仕事を欠勤する人はいないと思っています。
2.【体験談】HSP気質ママが働くことは難しい?
上記の内容を見ると、HSP気質ママが、産後働くことへのハードルがとても高いように思えます。
ですが、問題ありません。
なぜなら、私自身HSP気質ママでありながら、転職活動ができたからです。
当時、娘は1歳過ぎ。いつかは2人目を希望していました。
再就職の時期を考えれば考えるほど、
2人目が欲しいのと同じくらい、働きたい気持ちが強くなりました。
思い立ったら即行動な一面があり、すぐに求人を探し始めました。
私が転職活動を行う上で、譲れなかったポイントは
送迎がないこと
急な休みに対応してもらえること
好きな仕事内容であること
以上の3点でした。
送迎業務がないこと
作業療法士の仕事は、病院だけでなくデイケアや老健、訪問リハなど多岐に渡ります。
私は方向音痴なので、運転は好きですが道を覚えることが苦手です。
苦手というか、とてもストレスに感じます。
訪問業務のように、1件1件伺うのであれば問題ないのですが、
デイケアの送迎業務のように朝夕のラッシュの時間帯になれない大きな社用車を運転し、利用者の家をまわるのが本当に苦痛でした。
こんなにも苦痛と思う業務は絶対に避けたいと思っていました。
急な休みに対応してもらえること
このようなご時世になる前は、多少体調が悪くても出勤していました。
しかし妊娠中に働いたり、このようなご時世で生きていく上で、
休まざるを得ない時はあると思います。
なので急に休んでもマンパワーが足りている職場を探しました。
好きな仕事内容であること
人によっては、仕事内容はあまり好きではないけど、仕事だからと割り切ってお仕事できる人もいるかと思います。
私の場合は、少しでも好きな業務がないと続けることができません。
全てが嫌な仕事内容だと、作業療法士として働くこと自体が嫌になりそうでした。
自分が興味のある分野への転職を決めました。
ここまで読んだ方は、「でもやっぱり、子育てママが転職することは勇気がいる。難しい」と思われるかもしれません。
しかし問題ありません。
私も苦労しましたが、自分に合った働き方はきっとあると思っています。
なので繰り返しですが、HSPママが働くことは可能です。
働くママにとって働きやすい世の中になりますように。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
以上